りもりな工房

イントロダクション

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GM : こんばんわ〜。今日はお集まりありがとうございます!

GM : それでは、我々初の試みである、デュオアドベンチャー(+2PC)、『煌日の姫と冴月の王子』を始めたいと思います。 よろしくお願いします〜

GM : せっかくなのでイントロダクションから始まりますね。



サンネック王国と王太子ルークス



GM : アルフレイム大陸の中央部にランドール回廊と呼ばれる場所がある。

GM : 南の混沌海から、鮮血海と呼ばれる細長い海域が深く食い込んだ地域だ。 東西を山脈に、北をアビス海に遮られて、細長い馬蹄の形にまとまっている。

[雑談] ティアナ : ひょわ~~~きれい!

GM : そのランドール回廊と、それが囲む鮮血海、その島嶼部(とうしょぶ)からなるのがランドール地方だ。

[雑談] ティアナ : さすがに王女でいきなり雑談でキャッキャする勇気はなかった

[雑談] ゼクスタント : それなーw

GM : <大破局>が終わりを迎えて三百年余、大陸の多くの場所が戦争を過去のものとしている中で、このランドール地方はいまだに戦乱の中にある。

GM : 人族と蛮族は、互いにまだ争い、そこにアンデッドの王が統べる死者の国までが存在する。そして人族の諸国家ですら互いに手を結ぼうとせず、小競り合いを続けている。

GM : そんな人族国家の一つがサンクネック王国だ。地方東部の山岳地帯にある王国で、山や丘に隔てられた高原に細々と住民を抱えている。

GM : 国境を接する周辺の三国よりも国土は一回り小さく、国力も相応でしかない。

GM : 現在は周辺国も含めて睨み合いが続いており、直接の戦争は起こっていないが、ひとたびそれが起これば、国自体の存亡にも関わってくる。

GM : 実際、五年前に起こった国境線での争いで現王ドレックスは大怪我を負い、統治の一線から引かねばならなくなった。

GM : 外交に慎重さを要求されることはもちろん、内政の乱れも隙に繋がる。万全の国家運営が要求される状況だが、国民の間に不安はない。

GM : それは、王位の第一継承権者にして、すでに国王の名代として政治を行っている王太子、ルークスへの信頼による。

GM : 「失敗をしない男」、それがルークスの定評だ。

GM : 難しい選択を彼は必ず成功させてきた。

GM : 彼の名を飛躍的に高めたのが、現王ドレックスが負傷に倒れた五年前の戦いだ。

GM : 国王の負傷後、当時まだ十四歳だった彼が新たな指揮官となった。撤退戦において、彼は常に敵軍の裏をかき続けた。

[雑談] ティアナ : リーナさんこれ全部文字起こしたの…?

GM : 警戒が唯一届いていない山道を見つけて本隊を逃がすと、自ら別働隊を率いて追撃隊を返り討ちにした。

GM : 敵兵が強行軍で接近してくる前にゆっくりと休息し、敵が疲弊してようやく野営を張ったところを急襲し、態勢の整わぬ間に蹴散らした。

[雑談] ティアナ : てんさいかも…

GM : まるで相手の動きがわかっていたかのようなその用兵で、ルークスは父と国家の危機を救ったのだ。

GM : 臥せた父王に代わって、内政を預かるようになってからも、彼の「正しい選択」は続いた。

GM : ある豊作の年に、彼は浮かれる領民たちをいさめ、過度の輸出や消費を禁じ、倹約を進めて備蓄を増やした。

GM : それが、翌年の思わぬ区作から民草を救うこととなった。

[雑談] ゼクスタント : きっと毎日こつこつ打ち込んでいたんですねエライ

GM : 軍を派遣してまで窪地から住民を追い出したこともある。その集落は、翌日には洪水で押し流された。建物と畑は潰れたが、人命の被害はゼロであった。

GM : あまりに先を見る目の確かさに、未来予知の力があるのではとすら噂されている。

GM : 実質的にルークスが王国の指導者となって五年、国内随一の実力者であるムルシオ侯爵家の息女ハイデとの婚約も成り、王国の将来は安泰と思われていた。



双子の姫と王子



GM : “煌日の姫”シャイレーゼと、“冴月の王子”クルムオンは双子であり、ともに国王ドレックスの実子、すなわち、王太子ルークスの妹弟である。

GM : ルークスより四歳下の彼らは、それぞれ王位継承権を持っており、双子のうちでは姉であるシャイレーゼが第二、弟クルムオンが第三となっている。

GM : だが、第一継承権者であるルークスの治政の確かさから、あまりそれが意識されることはない。

GM : ルークスとムルシオ侯爵息女ハイデの婚約によって、その空気はますます強くなっている。ルークスが子を得れば、継承権を譲ることになる。

GM : 双子のいずれかが王位に即く未来は、国民の誰もが考えるところではなかった。

GM : 双子たち自身もまた、よくできた長兄(や将来のその子)と競う気はないようで、むしろ王族としての身分から離れようとしているように見える。

GM : シャイレーゼは王女ながら返衛騎士隊に籍を置き、武芸の鍛錬に努めている。

GM : クルムオンは賢神キルヒアの修道院に入っている。

GM : そのまま修道士となるかは不明なものの、世俗の権力とは距離を置く意思を表示したとは言える。

GM : ゆくゆくは、力と知恵で長見を補佐していくつもりなのだろうと、国民たちは噂し、期待をしている。



双子の招請



GM : 王太子ルークスの妹弟であるシャイレーゼとクルムオンが王宮に呼ばれたのは、そんなある日のことである。

GM : 招き入れられたのは、調見の間ではなく——もはやルークスが直接玉座に座ることを咎める者など誰もいないのだが——王太子の私室であった。

GM : だが、久しぶりの家族の再会を楽しむものではなさそうだった。

[雑談] ティアナ : すんごい文章量

[雑談] ティアナ : でも区切りが見やすいから全部読める

GM : 双子には、部屋には必ず二人が同時に、正装で来るように申し渡されていた。

“光の王太子”ルークス : 「妹弟たちよ」

GM : 王太子は、目の前に立つ若者たちに呼びかけた。

GM : 自らの椅子の横に立ち、肘掛けに手を突いている。軽く傾いたその王太子の姿勢とは対照的に、双子は緊張し、直立している。

“光の王太子”ルークス : 「突然になってしまったが、重要な話がある」

[雑談] ティアナ : シャイレーゼ様頑張れ♡ 即位して♡

GM : と言いつつ、ルークスは前に回り、椅子に腰掛ける。

GM : そうやって自身が座りながら、目の前の双子に着席を促す様子はない。

[雑談] ゼクスタント : もう推してる!w

[雑談] ティアナ : www

“光の王太子”ルークス : 「その前に、私に対する世評が一つあるのは知っているな?」

GM : 双子は思わず顔を見合わせた。

GM : “光の王太子”ルークスの評判など、一つ二つで済むものではない。

“光の王太子”ルークス : 「未来を見ることができる、というものだ」

GM : 得心をして双子は頷く。

GM : 予知能力の噂は、ルークスを語るときにもっとも多く語られたものだろう。

“光の王太子”ルークス : 「結論から言えば、それは真実だ。ただし、一部においてだ」

GM : 双子の理解を確かめるようにゆっくりと、ルークスは言葉を継いでいく。

“光の王太子”ルークス : 「わかる未来とわからない未来がある。たとえばこのコインだが」

GM : ルークスは一枚のコインを指でつまんでみせる。

“光の王太子”ルークス : 「これを弾いたときに表が出るか裏が出るかは、私にはわからない。より正確には表が見える未来と裏が見える未来と両方が等しく見える」

GM : そう言った後、ルークスは手首を曲げ、立ててつまんでいたコインを水平にした。

“光の王太子”ルークス : 「だが、こうやって表を上に、このままテーブルにでも滑らすなら、表になる未来しか見えなくなる」

GM : 双子の表情を見て、ルークスは軽く笑みを浮かべた。

“光の王太子”ルークス : 「そう、それは当たり前のことだ。私に未来が見えるときというのは、そういうことだ。それがほぼ確実に起きるとき、わたしにはそれが見える」

GM : ルークスはほうと息を吐き、椅子の背に大きくもたれた。

[雑談] シャイレーゼ : ルークスには「ルークスお兄様」呼びにする予定です!(備忘録)

“光の王太子”ルークス : 「わたしは、もうじき死ぬ。確実な未来だ。半年は保つまい」

GM : 双子は息を呑む。

“光の王太子”ルークス : 「病だ。気がつくのが遅れた。すべてがすべてあらかじめ見えるというわけでもない」

GM : 深くもたれたまま、ルークスは言う。

[雑談] クルムオン : うーん、そういうの全然考えてこんかった。無難に兄上かなぁ

“光の王太子”ルークス : 「それも私の力の万全ではないところだ。それはともかく、この国の未来はお前たちのどちらかに託さねばならない」

GM : “光の王太子”は双子のそれぞれの顔を見た。

“光の王太子”ルークス : 「どちらが、父の、そして私の後を継ぐのか、私には『見えない』。意味はわかるな?」

GM : 双子は頷く。どちらが後継者になるか、それは今から決するということだ。

“光の王太子”ルークス : 「今現在の第二・第三の継承権順位に意味はない。この国のために、より適した者が継がねばならない」

GM : ルークスは念を押す。

“光の王太子”ルークス : 「そのために、お前たちは国を回ってくれ」

GM : もたれていた背を起こし、ルークスは双子の顔をまっすぐに見る。

“光の王太子”ルークス : 「二人だ。二人でともに国を回り、人々を見てくるのだ。旅の冒険者として、民草の目線で見よ。国民たちが何を望んでいるか、国内にどのような問題があるかを把握し、そして、可能ならば解決する」

[雑談] シャイレーゼ : シャイレーゼは騎士団に所属してるから、厳格な時はしっかり、普段は比較的親しみやすいかんじの話し方にしようかな…って思ってます…!

GM : ルークスはまた大きく息を吐き、背にもたれる。今まで会話を重ねただけですでに疲労の色が濃い。

“光の王太子”ルークス : 「その上で、どちらが後継者にふさわしいか、二人で決めるのだ。選択を誤ってはならない。この国の未来はお前たちのいずれかに、そして、お前たち二人の決断にかかっている」

[雑談] クルムオン : ふむふむ。イメージ固まってていいですね!



従者ガンブール



GM : ルークスの命を受け、王太子の部屋を辞した双子は、廻り廊下の角に一人の男が佇んでいるのを見る。

GM : 男は膝をつき、顔を伏せて、双子が歩いてくるのをただじっと待っていた。

GM : 十分に近づいたのを見計らい、ようやく顔を上げる。

“従者”ガンブール : 「ガンブールにございます」

GM : 男は名乗る。

GM : 壮年に差し掛かったほどと見えた。軽めの柔らかい革鎧を着こんだその出で立ちは、彼の「役割」を推測するよい材料だ。

“従者”ガンブール : 「お二人の旅に付き従うよう、ルークス様に仰せつかっております」

GM : 再び、ガンブールと名乗った男は頭を垂れる。

GM : そしてそのまま言葉を継ぐ。下に向けて話している割りには、声はよく通る。

“従者”ガンブール : 「いろいろとお世話が入り用であろうということでして」

GM : どうやら間違いはあるまい。王族として生まれ、守られた壁の中で育ってきた双子に、いきなりの外の旅は無謀というものだ。

“従者”ガンブール : 「お二人に不似合いな「仕事」は頼っていただいてかまいませぬぞ」

GM : もう一度顔を上げ、あえて不敵に笑いながら、腰に下げた小さな道具袋をじゃらじゃらと揺らしてみせた。

[雑談] ティアナ : ガンブールさん、イイ男だ…

GM : 錠前を探り、こじ開けるための工具が収められていることをアピールする。

“従者”ガンブール : 「ああ、それとルークス様からそれぞれお一人まで従者をお連れすることの許可ももらっております」

[雑談] ゼクスタント : イケおじ枠……?

“従者”ガンブール : 「では、参りましょう。荒事は苦手ですが、他のことはたいてい頼ってもらって結構」

GM : と言って、ガンブールは立ち上がった。

[雑談] ゼクスタント : 従者です!

[雑談] ティアナ : これで荒事苦手なのかわいい

GM : 動作の素早さの割りに、音がとても少ない。

[雑談] ゼクスタント : 絶対強いやろこのおじ

“従者”ガンブール : 「それが私めの役割にござます」

GM : 「採点係も兼任か?」 どちらが発した台詞かはわからぬが、王位後継者候補から皮肉な質問が飛んだ。

[雑談] シャイレーゼ : !?w

“従者”ガンブール : 「はっ……はは、そのような……いや」

GM : いったんは笑ってごまかそうとする素振りを見せたが、ガンブールはすぐに観念した。

[雑談] ティアナ : かわいい

“従者”ガンブール : 「否定しても始まりませぬな。確かにルークス様からは、お二人それぞれの、言葉と行い、しかと留めるよう仰せつかっております」

GM : ガンブールは頭を下げる。

“従者”ガンブール : 「お二人のどちらが次の王となるべきか。職務を離れた一人の国民としても、大いに気にかかるところでございます」



公爵令嬢ハイデ



“従者”ガンブール : 「お召し物だけは、それぞれで旅に合ったものにしてくだされ。お着替えまでは手伝えませぬからな」

GM : 廊下を歩きながら、ガンブールは双子に告げた。

GM : その他の荷物は大丈夫だ。

GM : 自分の手回しですでに出立の用意ができているという言葉とともに。

GM : 少し慣れると、堅苦しさが抜けて軽い口を利くようになった。もともとが、そういう性格なのだろう。

GM : 双子も、それに引っ張られるように和らいでいた。

GM : 突然に呼び出され、聞かされたルークスの病と、二人で継承権を争えという命に強いられた緊張は、ほぐされつつあった。

GM : が、一行の行き先に現れた人影によって、緊張の糸は再び張り詰められた。

GM : 妙齢の女性であった。

GM : ムルシオ侯爵家の息女にして、王太子ルークスの婚約者ハイデ・ムルシオ嬢その人だ。

GM : 果たして、そのまま真っ直ぐに歩いてくる。

GM : 廊下の真ん中を。

[雑談] ティアナ : シャイレーゼたち、緊張したりほぐされたりいそがしいね。。。

GM : おろおろとした様子を見せながら、ガンブールは端に寄る。

GM : だが、双子には譲る理由がない。

[雑談] ゼクスタント : 感情の起伏がジェットコースターよ

GM : いや、もはや譲ってはならない立場になったとも言えるだろう。

GM : あと一、二歩でぶつかろうかという段になって、ハイデが避けた。

[雑談] ゼクスタント : おろおろしてるガンブールさんかわいくない?

GM : 何事もなければ、王太子夫人から女王へとなっていたはずの女のほうが。

GM : 頭が動いたかどうかというほどの軽い会釈の後、ハイデは口を開く。

“公爵令嬢”ハイデ : 「お久しぶりですが、今日は、どのようなご用でしたのかしら?殿下のお見舞いに?」

[雑談] ティアナ : ガンブールさんおろおろするんだ!!!!!!!!!

GM : 双子は答えるのを避けた。

GM : 旅を命じられたこととその目的を話すのに適切な相手かどうか、はかりかねた。

GM : この女性は王国内で最大貴族であるムルシオ侯爵家の息女にして、王太子の婚約者だ。

GM : もし、婚礼がなり、そして、ルークスの子を産んだなら、その後見として王国に君臨する未来もあった立場だ。

“公爵令嬢”ハイデ : 「最近、殿下のお体の様子が心配で。気が気でなくて」

GM : ハイデは憂いの顔を見せる。

GM : それは、真にルークスの身を案じる恋人の顔だった。

GM : 明らかな政略結婚でありながら、国民の誰もが支持する似合いのカップルであり、相思相愛の姿を見せ続けていたこともまた事実だ。

“従者”ガンブール : 「ああ、いや。お疲れなだけなようですぞ」

GM : 返答に躊躇していた双子に代わって、ガンブールが口をはさむ。

“公爵令嬢”ハイデ : 「お前は誰か?近習の者か?それにしては、今まで姿を見たことがないように思うが」

GM : それに与えたハイデの視線は、とても冷ややかであった。

“従者”ガンブール : 「ああ。外の仕事でお仕えすることが多かったもので」

“公爵令嬢”ハイデ : 「下賤の者か」

GM : ガンブールの言い回しにその正体を察したか、ハイデはますます冷ややかに対応する。それ以上は、ガンブールに向かって言葉をかけることもなかった。

“公爵令嬢”ハイデ : 「どうぞ」

GM : 双子たちにハイデは通過を促した。

“公爵令嬢”ハイデ : 「わたくしは、殿下にお目通りをお願いして参ります」

[雑談] ティアナ : うーん、ハイデさんはイケおじ好みじゃないのか…

GM : 再度、頭が動いたかどうかもわからぬかすかな会釈が行われた。

[雑談] ゼクスタント : 割と立ち位置的に重要っぽい人だから、今後の出番とか動向が気になるねー



双子の旅立ち



GM : ガンブールが言っていたとおり、王城の厩にはすでにいく頭かの荷馬が用意され、旅のための用品が背に積み込まれていた。

[雑談] ゼクスタント : すごく細かにBGMを入れ替えていくじゃん……

[雑談] ティアナ : ハイデさんからしたらたまったもんじゃなさそうだし…

GM : が、その荷馬たちの中に自分の愛馬パーラーがいることに気づき、シャイレーゼは驚く。

[雑談] ティアナ : すごいゲームみたい

GM : 慌てて、その背に無造作に積まれた荷を下ろそうと駆け寄る。

“従者”ガンブール : 「お待ちください、姫様」

GM : それをガンブールが制する。

“従者”ガンブール : 「王太子殿下のご命令です」

GM : ガンブールは申し訳なさげに言う。

“従者”ガンブール : 「この旅において、姫様には騎馬が許されません」

GM : どういうことかと問われ、ガンブールは答える。

“従者”ガンブール : 「この旅は、お二人のどちらが次代の国王となるかをお決めになる旅です。そして、それは国民たちから、どちらのお方が相応しいかを見てもらう旅でもあります」

GM : 申し訳なさげに、しかし、口を挟ませぬ意志を保ちながら、ガンブールは言葉を継ぐ。

[雑談] ティアナ : こういうロールほしい!ってあったら言ってくれればノリノリでやるます!まかせてください!

“従者”ガンブール : 「仮に、片方が騎馬、片方が徒歩で旅を行えば、民は馬上の者を上だと、先から思いこむでしょう。それは避けよと玉太子殿下の仰せです」

GM : 納得は半ばであったが、シャイレーゼは荷ほどきの手を止めるしかなかった。

“従者”ガンブール : 「その……荷馬扱いがどうしてもとおっしゃられるなら、荷を下ろし、別に馬を用意することはいたします。ですが、空馬であっても、姫様には横で手網を引くだけとお願いしなければなりませぬ」

GM : シャイレーゼは憤懣(ふんまん)の色を隠さないまま領き、クルムオンは困り顔で肩をすくめる。

GM : 前途洋々とは行かぬことを予感しながら、双子の旅はここに始まる。

[雑談] ゼクスタント : ゆっくり解説みたいなノリでめっちゃ雑談してしまったな

[雑談] ティアナ : ゆっくりティアナです!今日はシャイレーゼ様たちの旅について解説していきます!

[雑談] ゼクスタント : ゆっくりゼクスだぜ。クルムオン王子を忘れてもらっちゃ困るぞ。

GM : ということで、ここから本編のシナリオが始まるんですけれども、

GM : 準備期間も踏まえて1,2日間空いて従者の選定とその準備も整えたということにしますね。

GM : では、旅立ちの日の当日。シャイレーゼ、クルムオン、そしてそれぞれの従者とガンブールが顔を合わせる。ということでお待たせしました合流です!RPいっぱいどうぞ!!

“従者”ガンブール : 「改めて、この旅に付き従うようルークス様から仰せつかりました。ガンブールと申します」

シャイレーゼ : 「おはよう、みんな。知っているとは思うけど、私はシャイレーゼよ。騎士団では、馬に乗って前線に出ていたの。…今回はルークスお兄様馬に乗っちゃいけないって言われているのだけど。…とにかく、よろしくね。」皆ににこりと笑いかける。

クルムオン : 「兄上の指示なんだから、そこはいい加減納得しなくてはいけないよ、シャイレーゼ……」と苦笑しつつ

クルムオン : 「では僕からも改めて……。クルムオンです。色々な事情はあるけれど、この旅を無事に終えられるよう、みんなの力を貸してください。よろしくお願いします」と会釈する。

クルムオン : 「それでは、それぞれの従者も紹介しないといけませんね……?」と視線を送る

シャイレーゼ : 「そうね。……ティアナ、みんなに挨拶してあげて。」

ティアナ : 「ひゃ、ひゃい、シャイレーゼ様!ティアナ、です……。この度はシャイレーゼ様の従者として、皆さんの旅に同行させていただきます……。えっと、よ、よろしくお願いします…!」少々ぎこちなくも、深々と頭を下げる。

ゼクスタント : (随分と幼いな……大丈夫なのか?)という顔をしつつ

ゼクスタント : 「ゼクスタント・アルマゲストと申します。クルムオン王子の従者として同行します。私のことはゼクスとお呼びください。……とはいえ、あまり堅苦しくても周りから変に思われるでしょうから、ほどほどで行きましょうや」最後はにへっと笑いながら

ティアナ : (この人、どうやら大人っぽいですけど…シャイレーゼ様にいきなり軽々しい口調を…!?)

“従者”ガンブール : 「では、よろしくお願いいたしますぞ」はっはっはと笑います。

ゼクスタント : 「ところで、今回は身分を隠しての旅ということなんでしょう? 王子と王女のことはどうお呼びしたらよいでしょうね?」

クルムオン : 「そうですね……さすがにそのままの名で呼んでは、周りにすぐ分かってしまうだろうし……」

シャイレーゼ : 「それなら、わたしのことはレーゼと呼んで。クルムオンはどうするの?」

クルムオン : 「うーん、あまりひねった名前も浮かばないですし……。そうだな、クルムと呼んでもらってもいいでしょうか」

“従者”ガンブール : 「では、お二人のことはそう呼ばせていただきましょう」

ゼクスタント : 「クルム様とレーゼ様、ですね。了解です。……きみはそのままティアナでいいな?」

ティアナ : 「は、はい!ゼクス、タントさん…!」ちょっと言いずらそうにしている

ゼクスタント : 「俺のことはゼクスでいいよ。この旅の間は同じような立場だ。気をつかわないで行こうじゃないか」

ティアナ : 「あ、ありがとうございます!ゼクス、さん……。こ、この口調は癖みたいなものなので……すみません、気にしないでください……!」

“従者”ガンブール : 「それでは、参りましょう」





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